こんにちは!フィリピンでリクルーター&キャリアコーチとして活動しているSakiです。GlobeLink Career Servicesのブログにお越しいただきありがとうございます。 今回は、「採用面接の緊張を克服する方法」についてお伝えします。 

採用面接は、仕事を得るための最終ステップです。採用面接にいたるまでの道のりは、決して簡単ではありませんよね。インターネットや就職エージェントを使って求人探し、履歴書・エントリーシートの作成といったステップをクリアして、やっと採用面接。これを乗り越えれば、あとは内定をもらうか否かのみ。

採用面接で多くの人が陥ってしまうのが「緊張」。緊張してうまく頭が回らなかった、相手に伝えたいことが上手く出てこなかった・・・こんな経験は、だれでも一度は経験があるのではないでしょうか。

この記事では、緊張を克服して、緊張とうまく付き合う方法をお伝えしたいと思います。

できる限り準備をして面接に臨む

採用面接は、準備がとても大切です。準備とは、ただ採用面接の練習をすればよいというわけではありません。重要なのは、あなたの経験とスキルのたな卸しをして、相手に言葉で伝えられるようにすることです。

これをしっかりしておけば、面接官にあなたの強みをよりうまく伝えられるだけでなく、あなた自身が自信を持って、心に余裕を持って採用面接に臨むことができます。

準備をするために、考えるべきポイントは4つ。 「状況・タスク・アクション・結果」 という4つの要素について、過去の経験を振り返りながら深堀りしてみましょう。

  • 状況:Situation
  • タスク:Task
  • アクション:Action
  • 結果:Result

この4つを考える上で、いちばん大切なのは「アクション」です。同僚や上司と一緒にやってきたことではなく、「あなた自身が」起こしたアクションを考えてみましょう。

状況:Situation

今までしてきた仕事の中でもっとも困難だったことは?なぜその困難が起きたのか?そのとき、周りにだれがいたか?(同僚?上司?)

タスク:Task

どんな目標を持って、どのように仕事に取り組んできた?

アクション:Action

困難を乗り越えるために、あなたがとった具体的なアクションは?どんなステップで乗り越えた?なぜそのアクションを選択したのか?

結果:Result

アクションから得られた結果は?結果に対してあなたはどう考える?結果から何を学んだ?今の自分にどう影響している?

この4つの要素を、紙に書き出してみましょう。言語化することで、本番の面接でスラスラと言葉が出てくるようになります。

呼吸法で心身を落ち着かせる

採用面接で緊張して、パニックになったことはありませんか? 極度の緊張は、恐怖となってパニック反応を起こします。手が震えたり、心がドキドキしたりするのは、恐怖が身体に現れているから。このような身体症状は、わたしたちが恐怖に乗っ取られかけていることを示す最初の合図なのです。

パニックに陥り身体が凍り付いてしまうときは、体と心のつながりが断たれてしまった状態を指します。こういったときは、呼吸法によって心身のつながりを取り戻すことができます。いまからお伝えする呼吸法は即効性があるので、採用面接のような「今すぐに心を落ち着かせたい」というときに活用できます。

  1. 4カウントでゆっくり鼻から息を吸う
  2. 4カウントで息を止める
  3. 4カウントかそれ以上かけて、ゆっくり口から息を吐く
  4. この呼吸を、心臓の鼓動が落ち着いてくるまで繰り返す

この呼吸法を行うと、感覚神経・運動神経の一つである迷走神経とよばれる脳神経が活性化されて、全身のリラックス反応が促進されます。

この、呼吸をコントロールするというシンプルな行為は、交感神経が優位になっている状態から、副交感神経優位の状態にシフトさせる、スイッチのような働きをしてくれます。

呼吸法をまだ試したことのない方、ぜひ一度は試してみてください。

自己肯定感を高める

わたしは普段、企業の採用に携わり、日々、たくさんの候補者とお話をしてきました。そのなかで感じるのは、 「タイミングとバイアスが採用決定を大きく左右する」 ということ。すなわち、実力がすべてではなく、逆に実力が伴っていてもタイミングとバイアスによって、当然うまく行かないこともあるということです。

「タイミング」と「バイアス」について、少しご説明しますね。

「タイミング」というのは、採用にとってとても重要です。とくに中途採用においては、通年で募集している案件よりも、欠員補充や増員による急募のほうが多くあります。企業の方ではできるだけ早く採用をするためにタイトなスケジュールがあります。そして当然、1つの採用枠に多くの候補者が応募しています。採用面接のタイミングによっては、よい候補者がいてもお見送りになるケースは山ほどあります。

2つ目の「バイアス」とは、「無意識の思い込み」のこと。本人が気づいていない、偏ったものの見方やゆがんだ認知のことを指します。例えば、背の高さや肌の色などの見た目や、性別や出身地など本人では変えられない事実に対して抱いてしまう無意識な差別があります。

海外では、採用面接官がバイアスを持たないよう、トレーニングを行う企業が多いのですが、日本では、このバイアスへの認知度が低く、適切にトレーニングを行う企業はほとんどありません。

結局、わたしがお伝えしたいのは、採用面接で落ちてしまったも、落ち込む必要はないということ。1つのよい経験だったと切り替えて、さっと次の行動に向かってあるき始めるべきだということです。自分にもっと自信を持ち、結果を受け入れ前に進んでいけば、おのずと満足する結果が得られます。立ち止まらず、前に進み続けましょう。


いかがでしたか? もし、採用面接で極度に緊張してしまうかたは、どれか1つでも試してみてください。

キャリア、採用に関してお悩みがあるかたは、個別セッションも行っていますので、ぜひお気軽にお申し込みください。