こんにちは!この記事を見てくださってありがとうございます。
私は海外専門キャリアコーチとして、フィリピンにいながら、日本人の方に海外キャリアをデザインするサポートをしています。
今回の記事では、8年間海外で働いてきた経験と、外資系企業で人事採用に携わってきた経験、そして年間400名以上の方とキャリアについてお話しさせていただいた経験をもとに、「グローバルキャリとは何か」を深堀りしてきたいと思います!
グローバルキャリアとは?

グローバルキャリアとは、語学力や海外経験などあなたの強みを活かして、国境を越えてキャリアを築くことです。
グローバルキャリアを築くには、必ず海外で働く必要はありません。日本にいても、海外とつながりながら働くことは可能です。
例えば、あなたはこんな風に思いませんか?
- 英語を使って仕事をしたい。
- 国境を越えていろんな人とかかわる仕事がしたい。
- 日本を出て働きたい。
- 外国人とコミュニケーションが取れるようになりたい。
- 海外で働いてみたい。
もし一つでも当てはまるなら、ぜひこの記事からあなたの理想のグローバルキャリアを見つけてみてください!
グローバルな環境で働いていくためには、国際的な視野を持って、文化やバックグラウンドが違っても円滑にコミュニケーションをとっていく人材が求められます。
実は日本は、このグローバルキャリアの概念がとても大事になってきていると言われています。
なぜなら、日本国内は人口減少、基幹産業の衰退、少子高齢化などの現状を見ると、グローバルキャリアの必要性はどんどん高まってきているからです。
実はグローバルキャリアは、国際的な人だけが目指すものではなく、すべての人が目指さざるを得ない状況になってきているのが日本の現状です。
グローバルキャリアを築く方法 5選

「グローバルキャリア」と一言でいっても、グローバルキャリアの築き方には様々な方法があります。
あなたが目指したいグローバルキャリアは何ですか?
なぜそのグローバルキャリアを築きたいのですか?
今からお伝えする内容を見ながら、あなたが目指したいキャリアをイメージしてみてください!
外資系企業-日本にいながら国境を超えて働く

グローバルキャリアの築き方、1つ目は日本国内で外資系企業に勤めることです。
外資系企業は、外国資本によって成り立っている企業のことを意味します。外資系企業のヘッドクオーター(本社)は海外にあり、日本支社として日本で事業を行っている企業のことです。
例えば、アマゾン、アクセンチュア、IBMのような会社は外資系企業です。
外資系企業のポイントは、日本にいながら国境を超えて働くことができる点です。
本部は海外のため、海外の上司や同僚と日常的にコミュニケーションをとる機会や、グローバル規模であるオンラインミーティングに参加する機会もあります。
その会社の事業の状況を英語で理解したり、使用する社内のシステムや書類は英語が多いため、英語で物事を正しく理解する力が必要です。
外資系企業の良さは、多くの国で事業を行う多国籍企業のため、世界中で築かれた優れた技術力やネットワークを駆使して、ダイナミックな仕事ができます。
一方で、海外駐在の機会は少ない外資系企業がほとんどです。なぜなら、現地の言語をはなすローカル社員を雇うのが一般的なため、わざわざ日本から派遣する必要はないからです。将来、海外駐在を目標にしている方は覚えておきましょう。
日系グローバル企業-海外駐在を目指す人にオススメ

グローバルキャリアの築き方、2つ目は日系グローバル企業に勤める方法です。
例えば、グローバルに事業を展開する製造業や、海外と輸出入のやり取りをする商社など、海外展開をする日系企業はたくさんあります。
日系グローバル企業の特徴は、海外駐在のチャンスが多いということです。特に製造業は、日本から海外の事業所に人材を派遣して、現地社員のマネジメントをさせています。
そのため「海外で暮らしてみたい!」という方に日系グローバル企業はオススメです。
ただし、海外駐在は社内で限られた人にしかチャンスがない、ある程度の経験がないと採用されないなど、すべての会社ですべての人にチャンスが巡ってくるとは限りません。また、希望する国に行けるとも限りません。駐在員としてのチャンスを目指すかどうかは、じっくりと自分と向き合って決めてくださいね。
日系グローバル企業は、外資系企業の様に公用語が英語、ということはあまりないため、社内では日本語を使う機会は多くなります。
外資系でいきなり英語を使っていくことに不安を感じる方は、まずは日系企業から経験を積むのも1つの手だと思います。
海外就職(現地採用)する

グローバルキャリアの築き方、3つ目は海外就職です。
現地採用とも言いわれ、駐在員のように会社から派遣されるのではなく、現地で採用される場合がこれにあたります。海外で就職活動をして採用される必要があります。
海外就職の最大のメリットは、だれでも今すぐチャレンジできることです。
この記事を書いているわたし自身、25歳の時に海外就職にチャレンジしました。もともと英語が大好きだったのですが、新卒採用の時にチャンスに恵まれず、温めていた海外への思いを成功させたのがこの時です。
わたしのように、日系企業で駐在員としてのチャンスを待つことに我慢できない!という方は、海外就職でチャンスを今すぐ掴んでみるのも1つの手です。
海外就職は自分の好きな国を選べるという点も強みです。
私のおすすめはアジア圏です。最近では、多国籍企業がどんどんシェアードサービスをアジア圏の国に作ったり、BPO (Business Process Outsourcing)の会社がアジア各国に増えてきているため、ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピンなどの国で日本人採用が増えてきています。
これらの国では、英語を使って働ける求人がたくさんあります。英語力のレベルは日常会話程度でOKの場合もあるため、ハードルは高くありません。
一方で、ヨーロッパやアメリカでは、日本人の就職に関して競争率が激しい、採用基準が高いなどがあり、難易度はアジア圏より高いと思います。
1点注意しなければいけないことは、滞在ビザです。会社がスポンサーとなってビザ手続きのサポートをしてくれるかを確認しておきましょう。この点は各国で複雑さやかかる期間も違うので、事前にしっかりしサーチが必要です。
グローバルに働ける職種を選ぶ

グローバルキャリアの築き方、4つ目は英語が活かせる職種を選ぶ方法です。
英語を使って仕事ができる職種は、世の中にたくさんあります。
例えば、輸出入や貿易実務、海外から調達をするバイヤー、海外営業、国際物流など、海外とのやり取りをメイン業務とする職種です。
これらの仕事を目指すのなら、ジョブローテーションがある総合職や日系企業ではなく、その道のスペシャリストになれる会社を選ぶようにしましょう。
1つの職種で経験を積むと、それだけジョブマーケットでのあなたの価値もどんどん高まります。将来的に、磨いたスキルや経験を生かしてフリーランスとして働いたり、独立して自営業にすることも可能です。
語学力とスキルを活かしてフリーランスとして働く

グローバルキャリアの築き方、会社でのキャリアではなく、フリーランスとしてグローバルに働くことも1つの方法です。
ここ近年、ITツールがどんどん発達し、場所を選ばずに様々な仕事ができるようになりました。そんな中で、フリーランスとしての働き方を選択する人も増えてきています。
フリーランスなら、あなたのスキルと英語力を活かして、リモートでどこからでも働くことができます。
初めての方は、、フリーランスのお仕事が見つかるウェブサイトを活用して、リモートで働けるフリーランスの案件を受注するのが簡単な方法です。
いかがでしたか?
今回の記事では、グローバルに働く方法についてお伝えしました。
あなたが目指したいグローバルキャリアがイメージできたでしょうか。ぜひ、理想のライフスタイルや働く姿を考えながら、あなたに合った働き方を見つけてくださいね。