こんにちは!
このブログを見てくださってありがとうございます。海外専門キャリアコーチをしているSakiと申します。
わたしがフィリピンに移住したのが2016年。8年ほど現地の企業で働いています。
フィリピンでは3度の転職を経験し、その間に結婚、出産も経験しました。
そんな私の人生の中で関わってきた同僚や上司は、ほとんどフィリピン人という環境でした。
今回の記事では、フィリピンで働いてきて分かった「フィリピンと日本の働き方の違い」について、3つを厳選してお伝えしてきます。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
わたしがフィリピンに就職をした理由

本題に入る前に、わたしのフィリピン就職の経験をお話しさせてください。
わたしがフィリピンの働き方を伝えたい理由は、ぜひ日本の皆さんに、海外で働くことの楽しさを知ってほしいからです。
わたしが東京で働いていたころ、毎日が苦痛でした。
上司にプレッシャーをかけられる、夜遅くまで残業をしなければならない、家に帰っても不安が消えない、夜は不安で眠れない・・・。
こんな毎日を2年ほど過ごした時、当時フィリピンに住んでいた現在の旦那さんと一緒に住むために、フィリピンで現地就職をすることになりました。
フィリピンで働き始めて、それまで感じたことになかった「仕事のやりがい」「仕事の楽しさ」「同僚と協力して仕事をすることの楽しさ」を初めて感じました。
当時、仕事はものすごく忙しかったのですが、それ以上に楽しさががあり、苦痛と感じることはありませんでした。
わたしには、フィリピンでの働き方が合っていたのだと思います。
「働く環境」は国によって違い、会社によって違い、上司や同僚によっても変わります。
日本が働きにくいのではなく、自分に合った環境を見つけて経験やスキルを磨いていくことがキャリアにおいて大切だと思います。
それでは、やっとここから、フィリピンの働き方について詳しくお伝えしたいと思います!
日本との違い①人を怒鳴ることはしない

フィリピン人は、職場で人に怒鳴ることはしません。
特に人前で怒鳴ることは、相手を侮辱しているのと同じものとみなされます。いわゆるハラスメントですね。
わたしがフィリピンで日系企業に勤めていたとき、駐在員として働いていた日本人のマネージャーが、日常的にフィリピン人社員に怒鳴りつけていました。
そのため社員はマネージャーのことを信頼できず、陰口をたたきはじめ、職場の雰囲気が非常に悪かったのを覚えています。
怒鳴られることに耐えられず退職を決めた社員もたくさんいました。
怒鳴るという行為は、日本ではハラスメントとはみなされないこともありますよね。フィリピンでは、日本人のそういった文化は受け入れられません。
日本との違い②ピンチの時は冗談で乗り切る

フィリピン人の良いところは、ピンチの状況になっても冗談を言い合いながら励まし合うところです。
わたし自身は、期限っている仕事や、何か間違いをおかしたとき、パニックになり「どうしよう」とあたふたしてしまうタイプです。
フィリピンでは、そういった状況でもまずは冗談を言い合い、雰囲気を和ませてくれます。
そんなフィリピン人たちと働いていると、わたし自身も「なんとかなる」「できる限り今から頑張ろう」という前向きな気持ちを持つことができました。
日本との違い③クリスマスが大好き

フィリピン人はクリスマスが大好き!
フィリピンでは、クリスマスシーズンは毎年9月に始まり、モールや街中ではクリスマスソングが流れたり、クリスマスツリーが登場します。
特にクリスマスの時期になると、ほとんどの企業はクリスマスパーティーを盛大に行います。
わたしが経験した中では、ホテルのファンクションルームを借り、社員全員集まって盛大にクリスマスを祝ったこともありました。
クリスマスの時期には、その年の振り返りや同僚への感謝などを表すときでもあります。
13か月給与と言われるクリスマスボーナスは国の法律で支給が義務とされています。そのため、11月ごろからすべての会社でクリスマスボーナスが支給されはじめます。
クリスマスの時期は、社内でプレゼントを贈り合ったり、お互いに感謝をする時期。だから私は、毎年クリスマスが本当に楽しみです。
いかがでしたか?
今回は、日本と違うフィリピンの働き方を3つご紹介しました。
日本の文化を否定する気は全くありませんが、わたし自身、日本よりもフィリピンの方が働く環境は合っていると思います。その理由は「楽しい」と感じるからです。
わたしにとって海外で働くことは簡単ではなく、大変なこともたくさんありました。それでもフィリピンに8年も居座っているのは、そういった働く環境が好きだからです。
この記事を通じて、フィリピンで働くよさを分かっていただけたら嬉しいです。