こんにちは!フィリピン在住、海外キャリアコーチのSakiです。
今回は、「フィリピン就職を叶える方法」シリーズをお届けします (^^)
4回に分けて、フィリピン就職について皆さんにお届けしたいと思います。
- わたしがフィリピン就職をした理由
- フィリピン就職をオススメする理由
- フィリピン就職成功のロードマップ ←今回の記事はココ!
- フィリピン就職をするときの注意点
今回の記事は、「フィリピン就職成功のロードマップ」です♩
あなたの”Why”は?なぜフィリピン就職をしたいかを明確にする

なぜこの記事を読んでいるのですか?
なぜフィリピン就職に興味を持ったのですが?
なぜ日本を出て働くことに魅力を感じるのですか?
フィリピン就職をすることで、あなたが叶えたい未来は何ですか?
あなたの最高の未来と、モチベーションの根源を明確にしてください。
もしかしたら、今の会社でやりがいを感じられないからかもしれませんね。今まで学んできた英語をもっと生かしたいからかもしれません。
または、学生の頃に海外で働きたかったけれど、諦めてしまったのかもしれません。
人は防御反応が備わっているので、変わろうとすると体と心は元に戻ろうとしてしまいます。だから途中であきらめてしまうんです。
なぜフィリピン就職をしたいのか、それを実現することでどんな未来があなたを待っているのかを考えてみましょう。
あなたの “Why” はなんですか?
活かせる才能とスキルを明確にする

あなたが仕事で生かしたい才能は何ですか? これから磨いていきたいスキルはなんですか?
才能とスキルは似ているようで違う意味を持ちます。
才能とは、生まれつき与えられた、人が何かをする能力です。自分では気づいていないこともあります。
一方でスキルとは、特定のタスクを効率的に実行するための専門知識です。経験や学びによって身に付けられるものなので、始めはうまくできないこともあります。
人は誰でも、才能とスキルを持っています。あなたにも絶対にあります。それをうまくキャリアで活用していくことで、やりがいを感じられるようになります。
あなたの才能とスキルを紙に書き出してみましょう。特に才能は、自分では気づいていないこともあります。信頼する人に聞いてみてください。
オンラインのパーソナリティタイプ診断を使うと、より自分の本質を理解することができます。
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自己分析ワークシートを無料でプレゼントしていますので、ぜひ活用してください♩
レジュメ作成

レジュメ (Resume) は、日本語で英文履歴書とも言い、日本の履歴書を職務経歴書を掛け合わせたものです。
レジュメは海外(または外資系企業)へ就職する際の必須の”ツール”です。これを上手に作れるかどうかで、面接のチャンスが増えるか、減るかが決まります。
英文レジュメの基礎を知るならこの記事をご覧ください♩
英文レジュメは履歴書や職務経歴書の様に、たくさんのフォーマットがあります。ゼロから自分のクリエイティビティを使って作成することもできます。
しかし、実はこれが難しいところなのです。
英文レジュメは自己流で作ることはあまりオススメしません。自由に作っていいと言っても、英文レジュメにはあなたの経歴に合った型があります。
そして、実際にレジュメを作成する際はキーワードがとても重要です。あなたのスキルや経験を書き出して、更には業界のリサーチもしたうえで、使うキーワードを選んでいく必要があります。
応募したいお仕事を見つけたら、その求人内容に合わせて少し手直しもしていきます。
- あなたに合ったフォーマットを選ぶ
- スキルや経験に基づいてキーワードを選ぶ
- キーワードを使って文章を作る
英文レジュメのテンプレートをダウンロードして使ってみてくださいね!
LinkedInプロフィール作成

LinkedInは「ビジネス特化型のSNS」と言われ、世界中で利用されています。
アメリカでは、大学卒業時に必ずやることは英文レジュメの作成とLinkedInプロフィールの準備です。英文レジュメを同じくらい大事なものと位置付けられているのですね。
ビジネス、採用、ジョブサーチ等、スキルアップ等に特化したサービスがあるので、海外就職でも活用したいツールです。
休職者にとっては、こんなことができます。
- 求人検索・応募
- プロフェッショナルネットワークの構築
- 企業ページフォロー
- 業界リサーチ
- スカウトメッセージを受け取る
特に海外では、企業のリクルーターやヘッドハンターがLinkedInを利用して候補者を獲得しています。
LinkedInプロフィールをしっかり作り込んでおくと、仕事のオファーを受け取りやすくなります。
求人応募と面接

レジュメやLinkedInプロフィール作成ができたら、求人に応募していきます。
フィリピン就職では、求人サイト、LinkedIn、そして人材派遣会社を同時に利用することをオススメします。
海外就職・アジア就職に特化した求人サイトがいくつかありますので、登録しておくとよいでしょう。フィリピンのローカル求人サイトも、日本人向け求人が掲載されていることがあるので、登録しておきましょう。
JobStreet (フィリピンのローカル求人サイト)
https://www.jobstreet.com.ph/
LinkedInは、もちろん求人に応募することはできますが、それだけではなくネットワーキングを活用しましょう。
いまや、世界中のリクルータの87%はLinkedInを利用しています。
バイリンガルを採用する企業のリクルーターと繋がったり、業界のキーパーソンと繋がることで、仕事を紹介してもらえることがあります。これをリフェラル (Referral) ともいいます。
最後に、人材派遣会社の利用もぜひしてください。なぜなら、フィリピンでは人材派遣会社だけが持っている求人が多くあるからです。
人材派遣会社は、候補者の経験やスキルをもとに求人を紹介してくれます。希望とマッチしないことも多いため、人材派遣会社だけを利用するのはオススメしませんが、LinkedInや求人サイトと並行して利用して上手く活用しましょう。
求人が見つかったら、応募、そして上手くいけば面接に繋がります。面接は練習あるのみ。しっかり準備をすれば必ず良い結果が付いてきます。
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給与待遇の交渉

フィリピンでは、雇用契約は長く何枚ものページになるので読むのは大変です。しかし見落としがあっては後々トラブルになるので、翻訳機を使ってでも確認しましょう。
給与・待遇面でお互いの期待がマッチしなければ、交渉をする必要があります。
ここまで来たら、企業はあなたに対して “入社して欲しい” と思っています! 自信を持って交渉して大丈夫です。
交渉したい内容は・・・
- 給与(基本給、手当、時間外手当、交通費等)
- 医療保険(年間にカバーしてもらえる額)
- 勤務時間(デイシフト / ミドルシフト / ナイトシフト)
- 就労ビザのサポートと費用
- 入社日
特に給与に関しては一番大切な部分なのでしっかり確認をしましょう。
オファーされている金額のうち、基本給はいくらで、手当はいくらなのかは大切なポイントです。基本給の額をもとに、13か月給与と言われる賞与の額が決まるからです。
簡単に言うと、基本給が低いほど賞与の額も低くなります。
移住の準備

内定を承諾したら、後は入社日に向けて移住の準備をしましょう。
一番気になるのは住む場所ですよね。
オススメの方法は、入社の少し前にフィリピンに来て、住む場所を契約する方法です。
渡比する前に、事前に良さそうなコンドミニアムをピックアップしてブローカーとコンタクトを取っておくとスムーズです。
住む場所が決まるまでは、ホテルやAirbnbで数日または週間滞在するとよいでしょう。
ここでポイントは、“会社の近くのコンドミニアムを選ぶ”です。
フィリピンの会社は、交通費の支給がないケースがほとんどです。会社まで遠いとそれだけ交通費がかかるので、近い場所を選びましょう。フィリピンの渋滞を避けることもできます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました♩
この次の記事では、「フィリピン就職をするときの注意点」についてお届けします♪
前の記事へ行く(フィリピン就職をオススメする理由)
