
今回の記事では、「在宅ワークを始めたい」と考えている方に向けて、在宅ワークのメリットとデメリットと、在宅ワークを無理なく始めるためのコツをお伝えします!
在宅ワークは、場所にフレキシブルでワークライフバランスが取りやすい働き方です。
一方で、しっかり準備をしていないと業務に支障が出たり、孤独感を感じたりと、あなたにとってマイナスに傾くリスクもあります。
- 在宅ワークに興味があるけれど自分にできるの?
- どんな人が在宅ワークに向いるの?
といった悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
初めて在宅ワークをする方のために、「どのように準備したらスムーズに在宅ワークが始められるか」についてもお伝えしたいと思います。
在宅ワークは準備が必要。安易に始めると失敗する原因に

私自身、コロナ渦の前は在宅ワークにあこがれていました。
29歳の時に、フィリピンで転職をした際は、「在宅ワークが許されている会社」を軸にして会社を選びました。転職してしばらくは、子供の事情でどうしても必要な時だけ、在宅ワークをしていました。
転職して3か月で、コロナの影響で勤め先のオフィスが完全にクローズし、完全在宅ワークになりました。
突然のことで、まったく準備をしていませんでしたので、どのように家事・子供・仕事のバランスを取ったらいいのか途方にくれました。
当時フィリピンに住んでいたため、保育園は全て閉鎖。さらに、通いのベビーシッターも雇えなくなりました。
当時、子供は1歳だったので、授乳をしながらなんとか仕事をしていました。
Webミーティング中に眠り込んでしまう、子供にあたる、自分がみじめで泣き出す、太る。心と身体のバランスが崩れていたと思います。
そこから3年近く経った今、日々のルーティンが整い、やっと在宅ワークの生活に慣れてきたなと感じます。3年もかかったなんて驚きです。
在宅ワークは、場所の自由という点ではメリットは大きいですが、うまく取り入れるためには準備が大切です。
在宅ワークのメリットとデメリット

コロナ渦の影響で、世界の働き方は一変しましたね。
世界中で、多くの企業が在宅ワークを取り入れるようになり、フルリモートかハイブリッドワークが主流になってきています。
そんな時代、わたしたちも在宅ワークに適応できるよう、準備をしておく必要があります。
在宅ワークのメリット

①通勤疲れから解放
まず1つ目のメリットは、通勤疲れから解放されること。通勤をする必要がないと、様々な面で恩恵を受けられます。
通勤がなくなると、自由に使える時間が増えます。
総務省統計局によると、日本人の平均通勤時間は往復で1時間19分。週に5日勤務すると1週間で約7時間、月に22日勤務すると約29時間。年間では348時間の通勤時間!
これだけの時間が節約できると、副業を始めたり、新しい趣味を始めたり、新たなことを学ぶ時間ができますね。
2つ目は、お金の節約です。
日本では通勤費が出ている会社が多いですが、通勤費が出ない人には大きな節約になります。通勤のために車を保持している人にとっては、車の保険やメンテナンスにかかるお金が節約できますよね。
3つ目に、通勤ストレスが軽減します。
首都圏では、満員電車に乗って過酷な通勤に耐えなければならない人が多いため、通勤するだけで付かれている人も少なくありません。
通勤ストレスは、仕事とプライベートに対する満足度に影響を及ぼしていると指摘されています。通勤ストレスが低い人は高い人に比べて、仕事満足度やプライベートの満足度が高かったという結果が出ています。
②心と体のメンテナンスができる
在宅ワークだと、「通勤時間の短縮」により、より自分自身に使える時間が増えます。
特に、朝の時間を充実させることができます。よいモーニングルーティンはよい1日を作るために大切です。
私自身、モーニングルーティンは1日の質を決める大切な時間です。
朝6時ごろ起き、ストレッチ、ヨガやピラティスなど軽いエクササイズを15分程度行います。その日の体調やムードによって、どんな内容にするかを直感的に決めます。エクササイズによって、体を目覚めさせることができますし、血糖値の維持もしやすいので、1日のムードを安定させることもできます。
エクササイズの後に朝食を準備。
子供と一緒にご飯を食べ、細かい仕度を済ませたら、ジャーナリングや学習タイムを1時間ほどとります。そして9時になったらその日のお仕事をスタートします。
ほかにも、色んな事により時間を使えますね。ポイントは、1日をどう気持ちよく過ごせるかです。
- 食事を手作りする
- 読書をする
- 散歩をする
②心と体のメンテナンスができる
在宅ワークだと、「通勤時間の短縮」により、より自分自身に使える時間が増えます。
特に、朝の時間を充実させることができます。よいモーニングルーティンはよい1日を作るために大切です。
私自身、モーニングルーティンは1日の質を決める大切な時間です。朝6時ごろ起き、ストレッチ、ヨガやピラティスなど軽いエクササイズを15分程度行います。その日の体調やムードによって、どんな内容にするかを直感的に決めます。エクササイズによって、体を目覚めさせることができますし、血糖値の維持もしやすいので、1日のムードを安定させることもできます。
エクササイズの後に朝食を準備。子供と一緒にご飯を食べ、細かい仕度を済ませたら、ジャーナリングや学習タイムを1時間ほどとります。そして9時になったらその日のお仕事をスタートします。
ほかにも、色んな事により時間を使えますね。ポイントは、1日をどう気持ちよく過ごせるかです。
- 食事を手作りする
- 読書をする
- 散歩をする
③ジョブマーケットの変化
在宅ワークが可能になると、仕事のチャンス広がります。
例えば、地方にいながら首都圏の会社で働くことも可能になりました。
採用に関わっている私が強く感じるのは、在宅ワークによって求職者が転職活動をしやすくなったという点です。
日中でもオンラインで採用面談ができたり、面接をオンラインでする企業がふえたりと、転職活動をしやすい環境になっていると感じています。
在宅ワークのデメリット

在宅ワークには大きなメリットがある一方で、人によってはデメリットとなります。
どんなデメリットがあるのでしょうか?
①生産性の低下
社会心理学者のRon Friedman Ph. D.によると、在宅ワークをすることでより主体的な働き方に変わり、主体的な働き方は生産性を向上させるそうです。
在宅ワークでは、自立的・主体的な働き方が求められます。
もちろん、だれにも頼らず仕事をするわけではありませんが、隣のデスクに座って働く同僚や上司がいないため、より多くの場面で自ら判断して仕事を進めなければいけません。
世界では、主体的に働くことが生産性の向上に貢献しているのですね。
一方で、日本で行われた調査では、逆のデータがでています。
経済産業省が2021年2月に発表した「コロナ禍の経済への影響に関する基礎データ」によると、オフィス勤務と在宅勤務で生産性に差は生じるかという質問に対して、「在宅勤務のほうが生産性が低い」と回答した割合は企業で92.3%、労働者で82.0%にのぼったそうです。
これは、 プライベートと仕事の境界線を上手く分けられないことが大きな要因です。勤勉な人が多い日本では、在宅ワークによって気づかないうちに働きすぎる人が多いようです。
②メンタルヘルスの低下
先程、心と身体のメンテナンスができるメリットをお伝えしましたが、実はコロナの影響でメンタルヘルス不調があると感じる人は増えています。
フレキシブルなお仕事が見つかる求人サイトFlexjobsが、コロナ渦の中で1500人を対象にして行った調査によると、下記のような結果が報告されています。
- 75%が職場のストレスによる燃え尽き症候群を感じている。
- 37%がコロナ前よりも長い労働時間で働いている。
また、メンタルヘルス不調を感じている就業者の割合は、コロナ前には5%でしたが、コロナ渦と言われる間では18%に増加していました。

あなたは今すぐ在宅ワークを始められる?

メリットとデメリットから分かる通り、リモートワークはしっかりと対策を取れているか否かによって、功を奏することもあれば、裏目に出てしまうこともあります。
最後に、チェックリストをご用意しました。6つ以上あてはまるなら、今すぐ在宅ワークを取り入れて良さそうです!
一つでも当てはまるなら、それをどう解消できるか、対策を考える必要があります。
いかがでしたか? あなたは在宅ワークを始められそうでしょうか。
在宅ワークは、準備次第で素晴らしいライフスタイルを手に入れることができます。ぜひ、今回の記事を
ご質問がある方は、下のコンタクトフォームからご連絡ください。