こんにちは!フィリピン在住、海外キャリアコーチのSakiです。

今回は、「フィリピン就職を叶える方法」シリーズをお届けします (^^)

4回に分けて、フィリピン就職について皆さんにお届けしたいと思います。

フィリピン就職を叶える方法 シリーズ

今回の記事は、「フィリピン就職をオススメする理由」です♩

フィリピンってどんな国?

あなたはフィリピンについてどれくらい知ってますか?

フィリピンは東南アジアに位置する島国です。日本からは直行便で焼く4時間程度で行けるで行く事ができます。

セブやボラカイは日本からの旅行者も多いですね。

フィリピン基本情報
正式名称:フィリピン共和国
人口:1億903万5,343人
面積:298,170平方キロメートル(日本の約8割)7,641の島を持つ。
民族:マレー系、中国系、スペイン系、少数民族
言語:公用語はフィリピノ語と英語。180以上の言語がある。
宗教:キリスト教(うちカトリック教徒83%)、イスラム教5%、その他

 
 
 
 
 
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フィリピンはアジアでも珍しく、非常にキリスト教が多い国です。世界の中で6番目にキリスト教徒の人口が多い国でもあります。

一方で、中国、スペイン、アメリカ、そして日本など、歴史的な背景があり様々な国の影響を受け、生活習慣や食習慣等にも表れています。

一言では表せない、さまざまな文化が融合した国がフィリピンです。

フィリピンは英語と日本語を使って仕事ができる

フィリピンの公用語はフィリピノ語と英語です。フィリピノ語は一般的に「タガログ語」とも言われています(以下、タガログ語と記載)

フィリピンでは、日常的に使われるのはタガログ語です。ビジネス、教育、そしてメディア等の分野では英語が使われます。

例えば、学校では友達と会話をするとき、生徒はタガログ語を使いますが、授業はほとんど英語で行われます。タガログ語は「国語」として学びます。

ビジネスの場では英語が好まれます。もちろん、タガログ語が使えたらコミュニケーションはスムーズですが、英語ができれば困ることはあまりありません。しっかりした教育を受けてきたフィリピン人の英語は、ネイティブに近いと言われます。

そのため、フィリピンで仕事をすることになったら英語ができればOK! タガログ語はできなくても十分生きていけます。

実際、わたしはタガログ語を使わずに10年近くフィリピンに住んで仕事をしています。



フィリピンは日本人の需要が高い!ニッチなジョブマーケット

フィリピンでは、日本人(日本語を話せる人材)への需要は高いと言えます。日本人というだけで、それはフィリピンでは立派な「スキル」となるのです。

日本人を雇いたい会社は、大きく日系企業と多国籍企業に分けられます。

日系企業が日本人を採用しているケース

フィリピンにいる日系企業はさまざまありますが、「日本とフィリピンの橋渡し」という位置づけでのポジションが多く見られます。

例えば、日系製造業の企業の総務事務なら、日本支社とフィリピン支社との間で円滑なコミュニケーションをする役割を担います。

または、同じ日系製造業でもメーカーの場合は、現地のフィリピンスタッフをマネする役割を担います。製造技術、品質管理、資材調達などの職種が多くあります。

フィリピンでは日本人の営業職採用も多くあります。現地日系企業への法人営業の役割を担っています。

例:業界

  • 製造業
  • 旅行業
  • 建設会社(ゼネコン)

例:職種

  • 営業(現地日系企業への営業活動)
  • 総務・事務
  • エンジニア(製造技術・品質管理等)

多国籍企業が日本人を採用しているケース

多国籍企業が日本人を採用するケースも近年非常に増えてきています。

その理由は、多くの多国籍企業が、フィリピンにシェアードサービスを作ったり、BPOにオペレーションを委託しているからです。

この場合、フィリピンに管理部門の一部を集約させ、フィリピンから世界中の国をサポートしています。

例えば、IT部門をフィリピンに集約させ、世界各国からのITにおけるお問い合わせに対応しているいった例が挙げられます。

日本語が話せる人材がいれば、フィリピンから日本支社に対してサービスを提供できる。これが日本人の需要が高い理由です。

世界中の大手グローバル企業がフィリピンにシェアードサービスを持っています。

そのため、日本では超難易度の高い企業でも、フィリピンではニッチであるために比較的簡単に仕事を得ることができます。

例:業種

  • BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)
  • 金融
  • IT・通信・インターネット
  • コンサルティング・専門事務所
  • メーカー

例:職種

  • カスタマーサービス・コールセンター
  • ITエンジニア
  • アナリスト(経理・事務・人事等)



フィリピンは女性が活躍する国。子供がいても働きやすい

わたしが2016年から現在までフィリピンで働いてきて感じるのは、女性の活躍です。

シニアマネジメント(企業における執行役)以上のポジションにつく女性の割合は48% (2021年)。男性とほぼ平等な機会があることが分かります。

アジアパシフィック地域の30%と比べても、フィリピンは周辺国よりもダントツで女性が活躍する国といえるでしょう。

Filipino women represent 48% of senior management roles

女性男性の差別がなく、女性が平等な機会を与えられ、意見が尊重される。こんな企業文化で働きたいと思っている方にとって、フィリピンは魅力的な国と言えると思います。

わたしの経験上、女性も男性も平等に尊重される文化はとても働きやすいと感じました。

子育ての事情も理解してくれるマネージャーばかりだったので、育児をしながら働くことに罪悪感を感じたことはありません。

フィリピンは就労ビザの取得が簡単

フィリピンは外国人が就労労働ビザを取得しやすい国です。

フィリピンでは、外国人が企業で働くためにはこちらの申請が必要です。手続きは約2か月~3カ月かかります。

  1. 外国人雇用許可証(AEPの取得
  2. 労働ビザの取得 ※9(g)やPezaなど

働く会社が決まった時点で、会社が外国人社員のために労働ビザの手続きをサポートしてくれます。会社によっては、専門家(弁護士など)にビザの手続きを代行してもらっています。

そのため、必要書類に記入する、署名する、パスポートを提出するなどの必要最低限することはありますが、難しいことは会社側がサポートしてくれます。

会社がサポートしてくれないケースだと就労は難しいです。就労ビザ取得のサポートを受けられるかは内定が出る前にしっかり確認する必要があります。




ここまで読んでいただいて、ありがとうございました♪

この次の記事では、「フィリピン就職成功のロードマップ」についてお届けします♪ 

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